メモ

メモ

風流

[http://Uschi DugulinによるPixabayからの画像:title]

風流というのは、もともと「揺らぐ」ということです。
揺らぐというのは、何かことが起こった時に、毎回新鮮な気持ちでそれに対応しようという姿勢です。
「こうしよう」とあらかじめ決めてあった通りに行動することではない。
・・・
本当は、世の中の成り行きに合わせて揺らがないといけないのです。
今現在を見つめて、どんどん揺らげばいい。
・・・
ですから、原則を持つのはいいけれど、原則を絶対視せず、もう一回揺らいでみようじゃないか、というのが風流です。
     玄侑宗久(げんゆうそうきゅう)
      1956年4月28日 -